ICO案件

仮想通貨Basis(ベーシス)の特徴、今後の将来性は?

投稿日:2018年4月22日 更新日:

GoogleやAndreessenHorowitzなどから133億円の投資を受けたBasis(Basecoin)について解説します。

元々はBasecoinとして注目を集めていましたが、4月18日に追加の情報が明らかになりました。また、プロジェクト名がBasecoinからBasisに変更されました。

公式サイト:http://www.basis.io/
ホワイトペーパー:http://www.basis.io/basis_whitepaper_en.pdf

Basisの基本情報

思想

アルゴリズムを活用した中央銀行による「安定した仮想通貨」です。

プロダクト

ビットコインと他の仮想通貨は、価格のボラティリティが高いことが現在の課題です。法定通貨とは異なり、今の暗号通貨には金融政策を実施する中央銀行がなく大規模な価格変動が発生します。そのため、ユーザーは仮想通貨を現実の世界で利用しようとしても使えないというのが問題です。
このボラティリティを解決するのがBasisです。stablecoin(ステーブルコイン)とも呼ばれています。

Basisでは、米ドルにペッグした暗号通貨であるBasisを発行し価格の安定性を保ちます。例えば、1Basisは常に米1ドルで取引されることで、Basisのアルゴリズムによって供給量が調整されていきます。もしBasisがドルに比べて価値が上がった場合は、Basisの供給を増やすために新しいBasisが生成されます。

Basisの特徴

Basisの供給を拡大したり縮小したりするために、Basisプロトコルは3つのクラスのトークンを定義しています。

Basisのトークン

Basisには、3つのコアトークンが存在しています。

・Basis(Basecoin):ベーシス
システムのコアトークンとなり、米ドルに固定されている交換の媒体として使用されることを意図しています。供給量はペッグを維持するために拡大されたり縮小されたりする。

・Bond tokens.:ボンドトークン
短期間の債券と呼ばれるこのトークンは、基本供給を契約する必要がある時にブロックチェーンによって競売にかけられます。債券は何にも固定されておらず、それぞれの債券は、特定の条件の下で、将来ある時点で所有者に正確に1basisとなっていることを約束します。新しく作成された債券は1Basis未満の価格で公開オークションで売り出されるされるため、債券の購入に対して競争力のあるプレミアムまたは「利回り」を得ることができます。

・Share tokens.:シェアトークン
ブロックチェーンによって共有量が固定されているトークンです。
このShare tokensは何にもペッグされておらず、その価値は配当政策に由来します。Basisの需要が高まって、新しいBasisが創出されると、Share tokensの所有者は未払いのBond tokensが償還されている限り、新しく作成されたこれらのBasecoinが適用されます。

Basisのチーム

Basisは、Googleで検索や広告の部門でアルゴリズムを担当していた、CEOで創業者のNader Al-Naji氏や、同じく創業者のLawrence Diao氏などにより設立されました。

Basisの今後、将来性

現在は仮想通貨のニュースサイトなどや、人々の関心の多くが「仮想通貨が上がった、下がった」というものが多いです。しかしながら通貨として利用されるためには、それを保有していて「儲かった、損をした」ということではありません。
もちろん、法定通貨の世界においても実態経済でのやり取りに使われている売買よりも、株式での取引などの売買の方が圧倒的に多く、投機的にお金が流通しているため仮想通貨にも投機マネーの必要性があります。
しかし、実際に仮想通貨で物を購入したり給与を支払う場合には、現在のボラティリティをなくし、「安定化」をする必要があります。
その問題を解決してくれるのが、「法定通貨」にペッグ(固定)された仮想通貨となります。その問題を解決するためにBasisがあります。

では、Basisが初めて法定通貨にペッグされた仮想通貨となるのかというと、そんなことはありません。現在、仮想通貨として存在してるTether(テザー)やMakerDAO(メイカーダオ)、BitShares(ビットシェアーズ)等があります。
Tetherは、米ドルを発行元が保有してないのではという疑惑が浮上していますが、Basisによると「Tetherのような仕組みは短期ではうまくいくかもしれないが、中央集権型のモデルはうまくいかない」と指摘をしています。
また、MakerDAOに関してのBasisの指摘は、「DAIは安定してないと考えており、その問題に悩まされることになる。DAIは根本的に不安定であり、スケーラブルではない」点などをあげています。(※DAIとはMakerDAOが2つ発行する通貨のうちの1つ)

今後のBasisは米ドルだけではなく、日本円・ユーロなど様々な法定通貨とペッグしていく可能性があります。

Basisの資金調達状況

2017年10月16日にはベンチャーラウンドで、Bain Capital、Curious Endeavors、Raymond Tonsingからの資金調達を行い、その後、ICOという形で2018年4月18日に$133M(133億円)の資金調達を行いました。

ICOには、Bain Capital Ventures, GV, longtime hedge fund manager Stan Druckenmiller, one-time Federal Reserve governor Kevin Warsh, Lightspeed Venture Partners, Foundation Capital, Andreessen Horowitz, WingVC, NFX Ventures, Valor Capital, Zhenfund, Ceyuan, Sky Capital, Digital Currency Groupなどが投資を行いました。中でも、現在のAlphabet(Google)のベンチャー部門であるGVや、AndreessenHorowitzが投資をしている点から注目されています。

Basis自体は、この資金調達をICOとは呼んでおらず、“private placement.”(私募)と呼んでいるため、今後は新たな呼ばれ方をする可能性があります。ICOは一般向けのトークンセールは行わず、SAFT(適格投資家)からの調達を行いました。

Basisの買い方・購入方法

現在はBasisのロードマップや一般ユーザー向けのトークン販売に関する情報が出ていないので、購入することができなくなっています。

最新の情報が出た際には、当サイトのTwitterアカウントで発信していく予定ですので、是非フォローをお願いいたします。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

-ICO案件
-,

Copyright© ICOポスト , 2019 All Rights Reserved.