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仮想通貨 handshake(ハンドシェイク/HNS)とは?特徴、今後の将来性について

投稿日:2018年8月5日 更新日:

handshakeは、「DNS(ルートゾーン・ルートサーバー)とCA証明書」をもう1つの分散型の「DNSとCA証明書」を作ろうとしています。分散型の方法でICANNになろうとしていると言っても良いでしょう。

 

『handshake(ハンドシェイク)』が注目されている理由の大きな1つが、Lightning NetworkやPlasma作者であるJoseph Poon氏が携わっている新たなプロジェクトだからということにあります。

なぜ今、DNSと証明書をクリプト用に再発明しようとしているかというと、現在のDNSや証明書に脆弱性が発生しているからというのも原因の1つではないかという憶測がされています。
2018年4月にMyEtherWalletのDNSがハッキングされてしまい、15万ドル分のETHが盗まれるという出来事もありました。
こうしたことから、DNSや証明書のセキュリティレベルをより安全なものにしようとしています。

※DNSとは、ドメイン名とそれに関する情報を持つ分散データベースのことで、ネットワーク上の住所表記に関して、人間様とコンピュータの仲介をしてくれるシステムのことです。(インターネット10分講座:DNSルートサーバ - JPNIC)
※DNSルートゾーンとは、ドメインネームシステム(DNS)階層構造の最上位のDNSゾーンである。 通常は、インターネットに展開される最大のグローバルDNSシステムであるルートゾーンを指す。(DNSルートゾーン - Wikipedia
※DNSルートサーバーとは、ルートゾーンと呼ばれる情報を保持し、インターネット上のDNSクライアントからの問い合わせに対して、この中から必要な情報を取りだしてクライアントに回答する役目を負っています。(DNSルートサーバとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
※CA証明書とは、電子証明書を発行する認証局自身の公開鍵が含まれたもののことで、通常は認証局が発行した電子証明書の検証を行う場合にサーバやクライアントにインストールされている必要があります。一般的なウェブブラウザにはジオトラストなど信頼性の高い認証局のCA証明書があらかじめインストールされています。(CA証明書|SSLサーバ証明書 ジオトラスト)

handshakeのプロダクト

handshakeはインフラストラクチャ全体のルートサーバーになることに重点を置いています。handshakeはDNSに代わるものを実行しようとしているのではなく、トップレベルのドメインレジストリを簡素化して保護し、ルートゾーンを無制限で無許可にして、ゲートキーパーから開放することです。

handshakeが構築されることで、分散型P2P(ピアツーピア)ネットワークによって保護された分散型オープンプラットフォームに参加することができるようになります。

handshakeは、既存の証明局の代替案を作成する目的で、全てのピアがルートゾーンの管理を検証し、担当しているDNSと互換性がある分散型の無許可のネーミングプロトコルです。
その目的は、DNSプロトコルを置き換えるのではなく、ルートゾーンファイルとルートサーバーを「public common」で置き換えることにあります。

handshakeプロトコルは、ルートゾーンファイルを分散された方法で管理しているため、ルートゾーンは無制限、無許可でゲートキーパーは不要になります。

SPV は Simplified Payment Verification の略称で、ブロックチェーンのすべてのデータをダウンロードすることなくトランザクションの検証を行う方式のことです。 スマートフォン等でよく使用されているビットコインウォレットはこの SPV 方式を採用したノードでマイニングも行わず非常に軽く動作します。SPV ノードもオープンソース実装がたくさんあります。

既存のトップレベルドメイン(TLD)保有者のようなステークホルダーを認知することに関する事前の弱点を修正するために最適化し、分散化を最適化するブロックチェーンが提案されています。
ユーザーは、ネイティブトークン(コイン)を使用して、特定の証明書に固定されている
TLDをIDとして登録します。このブロックチェーンは、一意の名前と証明書との関連付けを
行うこめに必要な、グローバルに一意な名前空間の必要性を解決しようとするものです。
独自の集中型グローバルユニークアソシエーション(DNSSEC)を作成することは可能ですが、分散型システムは独自の暗号経済インセンティブ(コイン)を持つブロックチェーンを作成することで解決できます。

(図:Handshake, ENS and Decentralized Naming Services Explained)

ルートドメインを押さえているのがhandshakeで、その下のトップレベルドメインを押さえているのが「namebase」です。namebaseはhandshakeのブロックチェーン上にトップレベルドメインを登録することができるプロジェクトであり、こちらについても注目しておきましょう。

さらにその下にあるセカンドレベルドメインにあるのが「ENS(Ethereum Name Service/イーサリアム・ネーム・サービス)」です。

handshakeのトークンエコノミー

handshakeが発行するトークンは『ハンドシェイクコイン(HNS)』です。
現在のホワイトペーパーで記述されているコインの発行量は1,360,000,000のコインとされており、その配分はメインネットにおける最終配分を決定するとされています。

・ブロックチェーン開始前:7.5%
・財務貢献者と価格設定:7.5%
(最初のコインの供給総額は、136Mドルとしています。)
・ソフトウェア開発者:65.0%
・ドメイン名所有者:7.5%
(Alexa上位10万のドメインが使用され、DNSSEC証明を介してTLDとして請求可能であるされています)
・CAとドメイン企業やブロックチェーンプロジェクト:7.5%
ICANNへ2.75%、ENSに0.75%、Namecoinに0.75%、Blockstackに0.75%、Cloudflareに0.5%、Keybaseに0.25%、Verisignに0.5%、Braveに0.25%などが割当られ、日本の企業だとGMO GlobalSignが0.25%と含まれています。

handshakeの今後の将来性

handshakeは、2018年8月に1020万ドル(約10億円)の資金調達を行ったことを発表しました。
AndreessenHorowitzのクリプトファンドであるA16z、ピーター・ティールのFounders FundSequoia CapitalDHVCFBGPolychain CapitalPantera Capital、Hashed、Greylock Partners、Draper Associatesなど全部で67の複数のベンチャーキャピタルやクリプトファンド、個人投資家などからの支援を受けています。
個人投資家にはomiseGOの長谷川潤氏も含まれています。

調達した資金はまだ、それほど多くはありませんが、今後も資金調達を行ったとしたら数百億は余裕で調達できるものと思われます。
ホワイトペーパーには、世界中の70億人にコインを供給し、500億ドル(約5兆円)の価値にすることが目標と強気なことが記載されています。

Githubで活動記録がある方は、現在登録すると2500HNSが付与されるようなので、もらっておきましょう。

・handshakeの公式サイト:https://handshake.org/
・handshakeのプロジェクトペーパー(ホワイトペーパー):https://handshake.org/files/handshake.txt
・handshakeのプロジェクトペーパーの要約(英語版):https://github.com/ixtgorilla/handshake-org.github.io/blob/master/files/handshake.md

 

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