ICOコラム

【2018年3月】ICOによる調達額は717Mドル

投稿日:2018年4月13日 更新日:

TokenDataが発表した2018年3月のICOによる資金調達額は717Mドル(約717億円)となりました。
前月は1,212Mドル(約1200億円)だったため前月比59%と減少し、最も調達額が多かった月である2018年1月の1,566Mドル(約1500億円)となり、冷え込んで来たことがわかります。

※2018年3月は、Telegram(テレグラム)がICOにより850Mドルの調達がありましたので、Telegramの調達額はこれに入っておらず、Telegramを含めるともっと増えているものと思われます。

 

これまでは、プロトタイプもなくホワイトペーパーがあるだけで、ICOによる資金が集まってしまっており、多くのプロジェクトはICOで集めたお金で仮想通貨を買っていたり、お金を持ち逃げしてしまったプロジェクトもありました。

その他にも、一般向けのトークンセールが開始する前に、一般よりも有利な条件で、プレセールやプレプレセールで購入をしていた大型の投資を行っていた投資家が、上場した直後に売り抜けてしまうという問題も発生していました。

プロダクトが全くない状況で、ホワイトペーパーやチームの経歴だけで投資の判断をするのは困難であり、今まで投資実績のあるVC(ベンチャーキャピタル)やCryptoFund(クリプトファンド)が、まずは先にチームときちんと面談をして投資判断をした上で、リスクを取って投資をする。その後、プロトタイプなりプロダクトが出来た後に一般向けにICOをするというのが一般的になって来るトレンドだと思われます。

現在は、下記の3つに状況が変化して来ているように思えます。

(1)まずはSAFTに対してのみICOを行う
Telegramが行っているICOのような形の、実績のあるSAFT(適格投資家)のみから、ICOでの投資を受け付ける。プロトタイプ(MVP)を作った後に一般向けにトークンセールを行う。

(2)まずは株式でのベンチャー投資を受けてプロダクトを作った後にICOを行う
上記の(1)にやや近しい所はありますが、株式でのベンチャー投資を受けて、プロトタイプを作った後に、VCや一般向けにトークンセールを行う。

(3)ユーティリティトークンであること
で記載した通り、セキュリティ型のトークンは厳しくなっており、ユーティリティ型のトークンで対応するのが一般的となって来ている。
参考記事:ICOで分類されるセキュリティトークンとユーティリティトークンの違い

Brendan Bernstein氏が発表したデータによると、ICOによる調達額とイーサリアムの価格は相関性があることが分かります。

3月にICOによる大型の資金調達となったのは、下記のプロジェクトです。Dragonは新しい仮想通貨ということで$320Mと最も多くの調達額となりました。

・Dragon DRG https://tokensale.drgtoken.io/ $320,000,000
・Bankera BNK http://bankera.com/ $150,949,194
・Celsius  CEL https://crowdsale.celsius.network/ $50,000,000
・Endor EDR https://www.endor.com/ $45,000,000
・4New KWATT https://4new.io/ $41,500,000
・YGGDRASH YEED https://yggdrash.io/ $40,000,000
・JET8 J8T https://jet8.io/ $32,700,000

☆関連記事:
【2018年3月】VC・CryptoファンドによるICOでの投資状況

2018年1-3月のICOマーケット調査

 

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