ICOコラム

2018年4-6月のICOマーケットデータ(coindesk)

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coindeskが「State og blockchain」の2018年2Q(4~6月)を発表したので、その中でICOに関する内容をまとめていきます。

上記の通りICOの件数、そして調達金額ともに2017年で急増しましたが、2018年はすでにそれを上回っています。
特に大型調達を行ったTelegramとEOSが存在しているというのが特徴です。

2018年4-6月は、192件のICOが実施され合計の資金調達額は$7.3B(約7,300億円)となります。

月別のICO件数と調達額では、2018年4月が69件で$726M(約726億円)、5月が63件で$1,061M(1,061億円)、6月が60件で$5,499M(約5,499億円)となり、6月はEOSの巨額の資金調達が含まれていたため過去最高の調達額となっています。

2018年1Q(1-3月)には、Telegram(テレグラム)の資金調達額が$1,700M(1,700億円)が含まれていましたが、2Q(4-6月)にはEOSの$4,200M(4,200億円)が含まれています。
1QのTelegramの資金調達、2QのEOSの資金調達を除外した場合、1Qと2Qの資金調達額は
1Qが$4,521M(4,521億円)に対して$3,086M(3,086億円)と前Q比で68%となり減少しています。

上の図は左がEOSを除外したもの、右はEOSとTelegramを除外した月次のICOでの資金調達額です。
2018年は4月に底をうち$1,000M(約1,000億円)を下回りましたが、その後は$1,200M(約1,200億円)まで復調しています。

2QのVCによる資金調達は$1.1B(約1,100億円)となり、178件となりました。

VCによる資金調達金額、及び調達額は増加傾向にあり、2018年6月は過去最高値となりました。

VCによる資金調達は10M以下が78%、10M~100M未満のレンジが19%、100M以上が2%となります。

SAFTによる投資が増加をしています。
SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)という投資家がトークンに転換される移行で投資をするタイプの転換社債です。※SAFTは、証券法に準拠した方法で販売され、適格投資家のみが投資をすることが可能です。

ICOとVC(株式)による投資では、EOSを除外すればBitmainのようにICOをすることなく
株式での資金調達のみで$300M(約300億円)を調達できるため、今後はICOで投資を受けるべきか株式で投資を受けるべきかの議論が増えると思われます。

ICOにある「Basis」は、$133Mのうち$125MをSAFTで資金調達をしており、Andreessen Horowitzのような複数のVCやクリプトファンドから資金調達を行っています。

ICOの比率が86%、VCが10%、SAFTが4%という結果です。

最後にブロックチェーンスタートアップの数です。アメリカがいつの間にか300以上のスタートアップが存在しており、他を圧倒していますが、中国はもっと多くのブロックチェーンスタートアップが存在していると思われますので、やや信頼度が低いように感じられます。
ただ、日本がここに記載されていないのも気になるところです。

 

引用:State of Blockchain Q2 2018

 

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VCやクリプトファンドによる、ブロックチェーン企業への2018年以降の投資一覧は下記よりご確認頂けます。

 

 

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