ICOコラム

分散型取引所、KyberNetworkのメインネットがリリース。特徴や手数料は?

投稿日:2018年2月13日 更新日:

KyberNetworkとは?

KyberNetworkは、デジタル資産の交換と変換を可能にする新しいシステムです。

KyberNetworkは、2017年9月15日にICOを行い、ICOにより4,600万USD(約50億円)の資金調達を行いました。
KyberNetworkのトークンであるKNCのICO時の価格は1 KNC = 0.38 USD (0.00166 ETH)だったものが、現在は1 KNC = 2.68 USD (0.00320223 ETH)となっていることから、ICO時の価格から約7倍になっています。※2018年2月13日時点

イーサリアムの創業者である、ヴィタリック・ブテリン氏がアドバイザーに入っていることからも注目されています。
(関連記事:イーサリアムの創業者、ヴィタリック・ブテリンがアドバイザーの注目の2つの仮想通貨

そんなKyberNetworkが2018年2月12日にメインネットの開発を終えて、分散型取引所が使えるようになりました。

KyberNetworkの特徴、分散型取引所とは?

普段、使っている、または耳にしている仮想通貨の取引所、国内だとbitFlyer、GMOコイン、DMMビットコインなどがあり、海外だとBinanceなどが有名です。
これらの取引所は、管理者が存在しており、管理者が預かった法定通貨や現金を管理しています。そのため、取引所がハッキングされたりGoxされたりしてしまった場合、資産が失われるリスクがあります。
一方で分散型取引所はウォレットを使って取引を行うため、自分でウォレットの秘密鍵をなくしたりしなければ、資産を失うリスクが軽減されます。
その他に分散型取引所といえば、EtherDeltaが有名です。

また、仮想通貨やアルトコインの売買を行っていると、ウォレットから取引所への通貨の移動を何度もしなければならず、それがすごく不便です

今回のKyberNetworkでは、ウォレットから仮想通貨の売買を行えるため、取引所への送金が不要になりました。

なお、KyberNetworkの基軸通貨はイーサリアムなので、ビットコインでの売買はできません。

KyberNetworkの使い方

イーサリアムのウォレットを持っていることが前提です。

KyberNetworkでは、下記のいずれかのイーサリアム(Ether)のウォレットを持っており、その中にイーサリアムの通貨(ETH)を持っていれば、取引を行うことができます。

METAMASK
・JSON
TREZOR
LEDGER
・KEY

※まだ持っていない方は、上記でウォレットを作成します。

サイトからログイン

KyberNetworkのサイトへアクセス( https://kyber.network/ )下記がトップページです。利用規約と条件を読んでからチェックボックスを入れ、「GET START」をクリックします。

ウォレットを選択

取引を行う

▼META MASKを選択した場合

Exchange(他の仮想通貨との交換)とTransfer(特定の取引所やウォレットなどへ転送)が切り替えられます。

▼右下の「Advanced」をクリックすると下に展開します。

MinRateで変換する通貨の価格を入力できます。

Gas priceは「Low」「Standard」「Fast」を選択することができます。

※Gas Priceは、下記が設定されています。

Lowの場合は1gwei:0.00033ETH
Standardの場合は5.5gwei:0.00099ETH
Fastの場合は10gwei:0.00165ETH

これで、「EXCHANGE」ボタンを押せば、完了です。

KyberNetworkでは、会員登録も不要です。とても簡単です。

 

KyberNetworkの手数料

取引手数料はGasPrice(gwei)です。GasPriceは、1gwei:0.00033ETH~10gwei:0.00165ETHとなります。日本円にすると30円から150円となり安いです。(※2018年2月13日時点、1ETH:91,410円での計算)

Lowの場合は1gwei:0.00033ETH(※約30円)
Standardの場合は5.5gwei:0.00099ETH(※90円)
Fastの場合は10gwei:0.00165ETH(※150円)

Binanceとの手数料の比較

取引通貨の種類が多く、取引手数料が安いということで日本人も多く使っているBinance(バイナンス)との比較をしてみます。GasPriceがLowの場合で3ETHになるとKyberNetworkの方が手数料が安くなりますが、それ以外ではBinanceの方が安くなっています。ただし、その差は0.000180ETH~0.0016ETHとなり、日本円にしてわずか約16円~150円程度です。
そのため、ウォレットから取引所への送金手数料や手間などを考えると、十分に安い手数料であるといえるでしょう。

取引通貨

KyberNetworkでイーサリアムと取引ができる暗号通貨・仮想通貨は下記の7種類です。

◆基軸通貨:イーサリアム・Ethereum(ETH)
・KyberNetwork(KNC)
・OmiseGO(OMG)
・EOS(EOS)
・Status(SNT)
・aelf(ELF)
・Power Ledger(POWER)
・Decentraland(MANA)

メリット、デメリット

メリット

・とにかく手間がかからない
手数料は安いと言われているBinance(バイナンス)とくらべても150円以内程度で高い場合もありますが、それでも取引所やウォレットへ送金する手間を考えたらKyberNetworkの方が良いと考えます。

・安心感
管理者不在の分散型のためハッキングなどのリスクが低く安心感があります。

デメリット

・対応通貨が少ない
対応通貨はイーサリアムを含めて8つの通貨しか取り扱いがありません。今後、充実してきたらかなり使い勝手が良くなります。

・1取引の上限値があり
現在は1取引で3,000USDまでしか取引することができません。

・トランザクションが少ないと約定しない
初期は取引量が少ないため、約定しづらいなどということも発生しがちです。

KyberNetworkの将来性

今後は、デメリットで記載した3点が解消されると、かなり使い勝手が良くなり、暗号通貨同士の取引においては通常の取引所は必要なくなる可能性があります。

その他にも有識者・インフルエンサーの方からのコメントがありましたので、拾っておきます。

 

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