ICOコラム

メタップスが決算を発表! 仮想通貨関連やICOの会計処理は?

投稿日:2018年1月15日 更新日:

 

本日、2018年1月15日にメタップス社(マザーズ・6172)が2018年8月期 第1四半期の決算発表を行いました。(決算資料

国内の上場企業の中で、仮想通貨を保有していることやICO(イニシャル・コイン・オファリング)をしており、その計上方法にも注目が集まっています。

 

国内の上場企業で仮想通貨の取引事業や仮想通貨を保有していると言われているのは、他にもGMOインターネット(正確には子会社のGMOコイン株式会社)、セレスSBIがあります。

メタップス社においては、「仮想通貨関連の会計処理について」として、3点が発表されています。

 

メタップス社は、韓国の子会社である、CoinRoomが2017年10月にICOを完了し、11月には仮想通貨取引所、CoinRoomを開設しています。
このICOを実施した際にプラスコインを発行。イーサリアム(ETH)をICO完了時(1ETH:35,000円)に10億円相当を受理しており、その価格は現在(1ETH:約170,000円)で約5倍に上昇しております。
よって、このイーサリアムの価値だけで約50億円の価値がある形になります。

 

(1)期末における保有する仮想通貨の評価に関する会計処理について

イーサリアム(ETH)をはじめとする様々な仮想通貨を保有していますが、四半期末時点での公正価値評価は行わず、取得原価をもって無形資産としてバランスシートに簿価計上しています。今後、売却のタイミングで簿価との差額を損益計上する予定です。

 

(2)ICO(InitialCoin Offering)に関する会計処理について

当社子会社で実施したICOでは、プラスコイン(PLC)トークンを発行いたしました。
株式発行とは違い、トークンの販売として取り扱われるため、最終的には収益として認識されます。
ただし、当四半期ではIFRS15を適用し、ICOの目的を実現するまでは一時的に負債計上し、今後その目的が実現されるタイミングで収益計上する予定です。

 

(3)ICOで発行したトークンの自社保有分の取り扱いについて

ICOで発行したPLCの一部は、自社保有分として割り当てております。
保有するPLCに関しては、無形資産として取扱い、簿価をゼロとして認識しています。なお、PLCについては当社子会社が運営する仮想通貨取引所(CoinRoom)に上場しており、既に売買が行われています。

 

また、メタップスはタイムバンクにおいて、テックジューロ社の提供する ICO ソリューション「COMSA」を用いてICOの実施も予定しており今後についても注目されています。

 

 

その他には決算資料に、仮想通貨業者向け決済における取引が急拡大とありますが、こちらは上述のテックビューロ社が提供する仮想通貨の取引所「Zaif」がペイメントとしてペイデザインを使っているのも要因と思われます。ペイデザインは、メタップスの子会社である、株式会社メタップスペイメントが提供する決済サービスであり、そこでの関連性もあることからICO時には、テックビューロ社のCOMSAを使うのではと想定できます。

 

 

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