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セキュリティトークンは何に使われる?ユースケース(有用性)を紹介

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セキュリティトークンが注目されていますが、そのメリットやプレイヤーについての紹介と、実際のユースケース(有用性)について紹介します。

セキュリティトークンのメリットとは?

セキュリティトークン(証券トークン)の革命は、今までは証券化できなかったものが証券化されて、流動性が生まれて資産価値が上がることにあると思います。

今までは、証券化するにはコストがかかりましたが、スマートコントラクトというテクノロジーを活用することで安価にトークンを証券化でき、トークン化したことで誰でも証券を購入することができるようになります。

また、今までは証券化された場合であっても、自国の証券を購入するのにはそれほど大変ではありませんでしたが、海外の証券を購入するハードルは高い状況でした。
これがセキュリティトークンの場合は国境が関係なく、グローバルでトークンを購入される可能性が高くなります。そうすると、証券の流動性が高くなり資産価値は安定し、これまでの価値よりも高くなる可能性があります。
また所有権の確認については、ブロックチェーンのテクノロジーで実施できます。

その他にも新しい価値としては、セキュリティトークンを持っている人達が議決権を持ち、ガバナンストークンとして機能する面です。

セキュリティトークンのプレイヤー

セキュリティトークンを発行したり、売買する際のプラットフォームは、すでに複数生まれており、セキュリティトークンを発行するのが簡単になりつつあります。※関連記事:セキュリティトークンの分類とプラットフォーム全一覧
セキュリティトークンを使った資金調達方法は、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)と呼ばれています。※関連記事:ICOから派生したトークンによる資金調達の全5種類

 

セキュリティトークンのユースケース

下記に挙げているのはほんの一例でして、挙げていけばきりがなく今までは無価値としか思われなかったものが資産性を生み出していくと思います。

株式

株式によるセキュリティトークンは、エクイティトークンなどとも呼ばれますが、これまでは上場企業の株式を購入することは誰でもできましたが、未上場企業の株式は一般の人は購入することはできず、一部のVCやエンジェル投資家のような人しか購入することができませんでした。
これをスタートアップのような企業でも株式を一般にグローバルに向けて発行することで資金を調達できるようになります。
クラウドファンディング型のエクイティトークンは、今後のトレンドになるでしょう。

不動産

不動産の投資も株式と同様に一般の人が不動産投資をするには1,000万円以上などある程度のまとまった金額が必要でした。これを例えば10万円など少額から購入することができるようになりますし、購入できる不動産案件が爆発的に増えるでしょう。
マーケットシェアとしては最も大きい可能性があります。

アート

アートも株式、不動産と同じような形ですが、より顕著でわかりやすいかもしれません。今まで、アートは基本的に1人が所有しているということが多かったと思います。これが複数の人で所有しているということです。
例えば、あるアートをセキュリティトークンとして複数人が保有している場合、保有者たちである美術館に貸し出すかどうかを投票で決めるなどして、ガバナンストークンとして機能させることもできるようになるでしょう。
アーティストは売れるまでが大変で、長らくお金に困ることも多いですが、セキュリティトークン化して50%は自ら保有をしておき、残りの50%分は価値が上がる毎に手放して売っていくこともできるようになります。

eスポーツ、スポーツ団体

eスポーツ組織の株式をトークン化することで、組織の所有者に流動性を提供します。組織の所有者としては、新たなeスポーツの才能を持っている人を発掘したり、グッズ販売のためのマーケティングなどにお金を使うことができるようになります。

車、バイク、自転車

ビーグル、モビリティ系ですね。現在でもカーシェアとして購入した車を貸し出すこともできていますが、これの進化版です。購入した車をセキュリティトークン化して、複数人で保有します。その車をシェアリングなどで貸し出すことで収益を得ることができるので、その収益の分配金を得ることができたり、

農場、農園、酪農、マリファナ

アグリ(農業)系などですね。ここでは畑などの土地をセキュリティトークン化します。畑の規模に応じてセキュリティトークンを購入しておき、実際に作物が実って出荷し売って農家が収益を得ることができたら、トークンの保有者に収益が分配されます。
農家としては投資家がいることでリスクを減らすことができ、キャッシュフローを安定させることができます。アメリカでは一部でマリファナが合法化されているため、マリファナの農園なども人気が出る可能性があります。

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