仮想通貨コラム

ドルなど法定通貨にペッグした「ステーブルコイン」の仮想通貨はどれ?

投稿日:2018年4月22日 更新日:

仮想通貨の中には、様々な種類のものがありますが、法定通貨にペッグした仮想通貨が増えてきましたので、その仮想通貨をピックアップしていきます。

そもそも、ペッグとは何なのでしょうか?
ペッグ通貨というものを説明していきます。ペッグ通貨は、米ドルなどの通貨と為替レートを固定しておくことです。要は米ドルと連動させて価格が動くもので、固定相場制とも呼ばれています。

経済的に不安定な国が為替レートを変動性にしてしまうと、国の通貨のレートが大きく上下してボラティリティが高くなってしまうことがあります。そのことが自国の経済において大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのため、価格のボラティリティを抑えるために、為替レートを安定している米ドルなどに固定することで、その通貨の信頼性を高めています。

法定通貨の中で、米ドルにペッグしている通貨としては、香港ドル、人民元、エルサルバドル・コロン、パナマ・バルボア(硬貨のみ)、中東産油国、マカオ・パタカ(香港ドルペッグ)などが存在しています。

仮想通貨の世界では、stablecoin(ステーブルコイン)とも呼ばれているもので、stableが安定したという意味を持ちますので、「法定通貨の価格に固定された安定したコイン」として捉えて良いでしょう。

では、実際にドルなど法定通貨にペッグした仮想通貨を見ていきましょう。

ステーブルコインの特徴としては、イーサリアムなどのスマートコントラクトのプラットフォームに組み込めるようになり、そうするとDEXでの取引にも使えるようになる点に革新性があると思います。

Tether

Tetherは米ドルの価格に連動しているコインとして人気があり、ビットコインとドルの取り引きを銀行で行うことは厄介で費用もかかりがちだが、Tetherはシンプルかつ低コストで、スピーディになります。
Tetherは時価総額が2200億円にもなるくらいに人気の仮想通貨となっています。(2018年4月時点)Tetherは米ドルにペッグしているということは、ユーザーがTetherから米ドルに交換したい時のために、米ドルを常に保有しておく必要があります。しかし、Tetherは米ドルを保有していないのではないかと疑惑をもたれており、アメリカの商品先物取引委員会(CFTC)が召喚状を送ったとの報道が入っているため、注意する必要があります。

 

MakerDAO(メイカーダオ)

MakerDAOは、DAIとMKRという2つのトークンが存在しています。Makerで発行されるDAIは基本的に1USD=1DAIとなりますが、それと別にMKRがあります。MKRには2つの役割があり、Maker内の意思決定時に投票権となる「ガバナンストークン」とDAIを償還して担保を手元に戻す際に支払う必要のある「ユーティリティトークン」として使うことができます。
MakerDAOは、2017年12月にAndreessen Horowitz、Polychain Capitalなどから$12M(約12億円)の資金調達を行っているアメリカを拠点としたプロジェクトです。

 

 

Basis(ベーシス)

Basisは、アルゴリズムを活用した中央銀行による「安定した仮想通貨」を目的として、Basisの供給を拡大したり縮小したりするために、Basisプロトコルは3つのクラスのトークンを定義しています。
また、BasisはAndreessenHorowitzやGV(GoogleVentures)などから巨額の資金調達を行っていることでも話題になっています。
Basisのトークンはまだ発行されていないため、購入できる取引所はありませんが、今後は注目されています。
(※Basisについての詳細記事はこちら:仮想通貨Basisの特徴、今後の将来性は?

ドルにペッグされた仮想通貨は買いなのか?

AndreessenHorowitzというアメリカで成功しているベンチャーキャピタルは、上記のMakerDAOとBasisに投資をしています。このドルにペッグされ安定した仮想通貨は、どうしたら安定するかというのがまだハッキリと分かっていません。
Basisは、TetherとMakerDAOを否定していますし、また来年になればBasisを否定する新たなプロジェクトが発生するかもしれません。
ただ、実際にドルなどの法定通貨にペッグした仮想通貨が生み出された際には、ものすごい需要が大きくなり、一気に普及して1つの経済圏を作り出し、初期にそのトークンを持っていた人は利益を生み出す可能性があります。

 

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