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ピーター・ティールの「Founders Fund」が投資する仮想通貨・ブロックチェーン企業の一覧

投稿日:2018年6月30日 更新日:

「反逆の起業家」「異端・逆張り」などと呼ばれるシリコンバレーで最も異彩を放つ起業家であり投資家である、ピーター・ティール氏が創業したベンチャキャピタルが、「Founders Fund(ファンダーズ・ファンド)」です。
決済会社のPaypal(ペイパル)の創業者であり2004年のFacebookにエンジェルラウンドで50万ドル出資し、10億ドルのリターンを得たことで有名。その他にも複数の実績があります。
Founders Fundは、アメリカを中心に世界中のスタートアップへ投資を行っており、これまでに370社以上へ投資を行い、64社をエグジット(IPOや買収によりリターンを得る)しています。

Founders Fundは、2016年8月に投資をしていた高速化ブラウザのプロダクトを出しているBraveが2017年1月にICOを実施し$35M(約35億円)を調達しました。その後、2018年に入ってから、クリプトの領域への投資を本格化しました。
2018年6月までに確認できている所ではFounders Fundから5社へ直接投資を行っています。ICOでの投資は1社も行っておらず、全てがエクイティ(株式)での投資です。

 

 

仮想通貨として取引所などで購入できるものは、現在2つです。

・OpenSea:Openseaは、イーサリアムのERC721という標準規格に準拠したトークンのデジタルアイテムを売買できるP2Pのマーケットプレイスを運営しています。現在は仮想通貨(トークン)の発行は予定されていません。

・Tagomi System:Tagomi Systemは、ビットコインなど仮想通貨の売買を仲介するような企業になると思われますが、詳細の内容については公開されておらず、ウェブサイトも公開されていません。

・Harbor:Harborは、コンプライアンス(法令遵守)を自動化することで、資本市場の次の大きな波であるトークン化された証券への力を支援します。今後、仮想通貨(トークン)を発行するものと思われます。

・TrustToken:TrustTokenとは世界中で売買する資産をバックにしたトークンを作成するためのプラットフォームです。現在はステーブルコインのTrueUSD(TUSD)という仮想通貨を発行しており、購入することが可能です。その他にも仮想通貨を発行されると思われます。

・Brave:Braveは、ウェブブラウザのプロダクトを開発している企業です。ブラウザには広告をブロックする機能が搭載されており、広告主はBraveの仮想通貨を購入して利用することで広告を表示させることができる。ユーザーは、広告を見るとBraveの仮想通貨を得られ、パブリッシャである媒体社は広告を表示された場合にBraveの仮想通貨を得ることができるユニークなWeb3.0時代のブラウザのビジネスモデルを先行している企業です。Braveは、BAT(Basic Attention Token)という仮想通貨を発行しており上場している取引所で購入することができます。

上記の通り、Founders Fundが投資をした企業の中で、ベンチャーキャピタルやICOによって調達資金した累計額は上記の通りです。最も多くの資金調達を行ったのはICOも実施したBraveで、Harbor、TrustTokenと続きます。

 

Fonders Fundからではなく、ピーター・ティールが個人としては、EOSBlock.oneへ2018年7月にコーポレートラウンドでBitmainなどと投資をしています。投資金額は不明ですが、ピーター・ティールがリードとなり投資を行いました。

 

当記事で紹介している仮想通貨・ブロックチェーンなどのクリプト領域のスタートアップへの投資のみならず、2017年半ばからビットコインの大量購入を行っていると報じられました。(WSJ)

2017年の10月には、「ビットコインは過小評価されており、まだ可能性を秘めている」
「ビットコイン以外の仮想通貨のほとんどは、懐疑的である」などと発言しています。(CNBC)

 

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